今年の夏越大祓の御朱印符はスサノオノミコトの「備後国風土記」の故事がテーマになっています。
―「備後風土記」―
その昔、スサノオノミコトが旅の途中、ある兄弟に宿を求めました。
裕福な弟の『巨旦将来』は泊めるのを拒否しましたが、
兄の『蘇民将来』は貧しいにも拘らず、快く泊めてもてなしました。
スサノオノミコトはそれに報いる為、
『蘇民一家』に茅の輪守りを与え、その年に流行した疫病から救った。
『茅の輪を差し出すスサノオノミコト』
もし、神さまが見えたなら…
たぶんこのように茅の輪を差し出しているんじゃないかな
という、イラストと実際の神事の様子を組み合わせた幻想的な御朱印符となりました。
埼玉が誇る「小川の手漉き和紙」に印刷を施したの御朱印符です。
このコロナ禍で「他人への思いやり」がいかに大切であったか、私たちが学んだように、
思いやりの輪の中で、皆様が健康に過ごせますよう思いを込めて。
【初 穂 料】 1.200円
【頒布期間】 6月19日(月)~7月2日(日)